創業2年目で自社サイトをリニューアルした話 – Arkanos Insights
創業2年目を迎え、ロゴ刷新をきっかけに自社サイトをリニューアルしました。静的HTMLとWordPressを使い分け、OGP、404ページ、Search Consoleなど、会社の顔として必要な細部も整えた取り組みを振り返ります。
創業から1年が経過し、会社として少しずつ仕事の方向性や支援領域が見えてきました。
ちょうどそのタイミングで、ロゴのリニューアルを行いました。
今回のロゴはデザイナーの方に依頼し、会社名の由来や事業に対する考え方、どのような会社を目指したいのかといった話を重ねながら制作していただきました。
ロゴ制作を進める中で感じたのは、単に見た目を整える作業ではなかったということです。
自分たちは何を大切にしているのか。
どのような価値を提供したいのか。
どのような会社でありたいのか。
そうした考えを言葉にする機会になりました。
そして、その過程で整理された考え方は、ロゴだけではなく、会社のWebサイトにも反映したいと思うようになりました。
以前のサイトは、創業当初に最低限の情報を掲載するために作ったものでした。
もちろん役割は果たしていましたが、会社の考え方や支援領域を十分に伝えられているとは言えませんでした。
そこで今回、ロゴ刷新をきっかけに、自社サイトもあらためて見直すことにしました。
「見た目」だけではなく、「会社の顔」として整える
今回のリニューアルでは、デザインだけを変更したわけではありません。
会社として必要になる情報や運用面も含めて整理しました。
具体的には、
- サイト構成の見直し
- Philosophyページの追加
- Insights(記事コンテンツ)の開設
- お問い合わせ導線の整備
- OGP設定
- favicon設定
- canonical設定
- sitemap.xml作成
- robots.txt作成
- Search Console登録
- GA4導入
- 404ページ作成
などを行いました。
一つひとつは大きな機能ではありません。
しかし、こうした細かな部分を整えることで、サイト全体の信頼性や運用性は大きく変わります。
サイトは単なる会社案内ではなく、取引先や協力会社、求職者など、多くの人が最初に接する会社の窓口でもあります。
だからこそ、見た目だけでなく、裏側の設定や運用面も含めて整えることを意識しました。
InsightsだけをWordPressにした理由
今回のサイトでは、会社情報などの固定コンテンツは静的HTMLで構築し、記事コンテンツであるInsightsのみWordPressで運用する構成にしました。
最初は、サイト全体をWordPressで構築することも検討しました。
WordPressを使えば、管理画面からページを更新でき、記事の投稿やカテゴリ管理もしやすくなります。
一方で、会社概要やサービス紹介のように更新頻度が高くないページまでWordPressで管理すると、テーマやプラグイン、管理画面側の設定など、運用上の考慮事項も増えます。
今回のサイト本体は、頻繁に内容を変えるというより、会社の基本情報や考え方を安定して掲載する役割が中心です。
そのため、トップページや会社情報、プライバシーポリシーなどの固定ページは、静的HTMLとしてシンプルに管理することにしました。
一方で、Insightsは継続的に記事を追加していく場所です。
記事ごとにタイトル、本文、カテゴリ、アイキャッチ画像、公開日などを管理する必要があります。
また、予約投稿や記事一覧の表示、カテゴリごとの整理も考えると、ここはWordPressを使う方が運用しやすいと判断しました。
つまり、サイト全体を一つの仕組みに寄せるのではなく、役割に応じて構成を分けました。
更新頻度の低いページは静的HTMLで軽く保ち、更新し続けるコンテンツはWordPressで管理する。
この構成にすることで、サイト本体の保守性と、記事運用のしやすさを両立できます。
機能を増やすことよりも、長く運用しやすい構成を優先しました。
小さな会社だからこそ、細部を整える
404ページやOGP画像は、無くてもサイト自体は動きます。
faviconが無くてもページは表示されますし、canonicalを設定していなくても、すぐに大きな問題が起きるとは限りません。
しかし、実際にはこうした細かな部分が、会社としての印象や信頼感につながります。
たとえばOGP画像は、SNSやチャットでURLを共有したときの見え方に関わります。
意図したタイトルや画像が表示されることで、リンクを受け取った人に対して、会社らしい印象を届けやすくなります。
faviconは、ブラウザのタブやブックマークに表示される小さなアイコンです。
目立つものではありませんが、サイト全体の統一感や識別しやすさにつながります。
canonicalは、検索エンジンに対して正規のURLを伝えるための設定です。
URLの表記ゆれや重複を整理し、サイトを適切に認識してもらうための助けになります。
404ページも同じです。
存在しないURLにアクセスされたとき、標準のエラー画面が出るだけでは、利用者はどこへ進めばよいか分かりません。
会社として用意した404ページがあれば、状況を伝えたうえで、トップページや問い合わせ先へ案内できます。
どれも派手な機能ではありません。
それでも、外部の人が会社を知る入口として考えたとき、こうした細部を整える意味は小さくないと感じています。
創業2年目という節目で、ようやく自分たちらしいWebサイトに近づけることができました。
今回のリニューアルは、単なるデザイン変更ではなく、会社の考え方や方向性をあらためて整理し、それを形にする取り組みだったように思います。
また、このサイトを短期間で形にするうえでは、AIの力も活用しました。
構成を考え、実装を試し、細かな設定を確認しながら進める過程で、AIはかなり大きな助けになりました。
その話については、また別の記事で整理してみたいと思います。